岸和田にある北海製作所さんへ行ってきました。
北海製作所さんは現在神戸の新長田駅に建設中の
鉄人28号を作っている製作所。
作っているのは大阪の会社だったんですね!というわけで行ってきました。
岸和田駅から徒歩20分。工場が多く集まる臨海町に北海製作所はあります。
鉄人28号を作っているのでオブジェを作っている会社かと思いきやそれは事業の一環。
北海製作所さんでは古くからダムや船舶の部品作りを手がけており、
その曲面加工や曲げ加工の技術を生かしてモニュメントやオブジェなどの
製作を手がけるようになっていったそうです。
まずは鉄人28号の模型を見せてもらいました。動きのあるいいデザインです。
これが15メートル(直立時は18メートル)実物大の鉄人28号に。
鉄人ということで素材は鉄で製作。重さはなんと50トンにもなる。
ヘルメットをかぶり工場へ。ヘルメットかぶるだけで不思議とわくわくしてきます。
工場内では円形のものから円錐のものなど鉄の加工品がごろごろ。
これは牧場でみかける飼料を貯蔵するサイロに使われるもの。
扇状の板をプレスして円錐状に。とこうなる
プレス機についている緑部分は金型と呼ばれるもの。
製作する形状に合わせて金型を変えることで円錐や円柱など様々な形を
作っていきます。
これ全部金型です!
今回の鉄人28号も製作の際に作った金型は少なく、もともとある金型を組み合わせて
作ったそうです。
鉄人パーツは100パーツにもおよび溶接して30パーツを新長田に運び再び溶接。
工場内では鉄人28号が背負っているロケット部分が製作されていました。
思っていたよりも大きくてびっくり
そしてこの球体も腕部分についているものです。
ちなみに手はこんなの。
起工式から帰ってきた顔部分もありました。残念ながらビニールに包まれていました
奥に行くと胴体上部分。と下部分。さび止めを塗装中でした。
胴体上部分内部。大きさが伝わりにくいんですが鉄人28号の中は空洞で
ちょっとしたコテージです。
向こうに見える窓みたいな部分が腕部分の穴、上の部分が頭部分になります。
空洞の中にはこの芯がはいることでがっちり固定されるそうです。手前が頭部分。
一度工場内で組み立てを行った写真をいただきました。正太郎少年??
羨ましい!!
新長田駅で組み立てられるということで見に行ってきました。
鉄人28号が建てられている近くの街灯も鉄人28号。1個欲しいなあ。
発見~。工場にあった胴体部が組み立てられているところでした。
製作工程は
KOBE鉄人PROJECTで見る事ができます。
完成後は柵等は作らない予定ということで完成が楽しみです。
特別な場合を除き見学は原則的に受けつけていません
〒596-0013 大阪府岸和田市臨海町7-4
電話 072-438-4044