親和精密株式会社

オフ会で知り合いになったきのっぴ☆さんの
働く親和精密株式会社へ見学に行ってきました。

布施駅を降り、しばらく歩くとある町工場です。
今日は貯金箱の一部とハンガーを作っているところを
見せていただきました。



工場内では独特の工場のにおいと音。
こんな間近で見る事もそうないです。
工場に入るとある大きなこの機械で貯金箱の底が
作られています。




この粗目のプラスチックをホースで吸い上げ
熱で溶かし、15トンの圧縮をかけ貯金箱の底ができます。



今まで考えた事も無かったんですが、色のプラスチック
製品は絵の具のように色を混ぜるんだそうです。
これは黄色なので透明と黄色を混ぜて色を調整します。
この位の色の割合でも



しっかりとした黄色になります。



この機械、「SAILOR」と書かれていますがあの万年筆で
有名な「SAILOR」なんだとか。
SAILORが筆記具のプラスチックパーツの成形工程の為
ロボットを作り、外販が始まったそうです。



奥ではハンガーが作られています。さっきよりも
大きな機械です。



出来上がりはこんな感じ。



さてどちらも金型がありますが、金型がこのでっかい
スーツケースみたいなものです。



これを持ち上げるのは大変なのでこれで引っ掛けて
設置します。
奥のハンガーのところまでレールでガラガラっと
持っていくそうです。



この界隈には町工場が、多くあるため工場用品が並ぶ
通りもあるそうで案内していただきました。
たしかに多い！


所在地 〒577-0056　東大阪市長堂3丁目12-2
TEL 06-6253-1299
要予約