中野BC株式会社で酒造見学。

大阪の工場見学スタッフ

2007年06月22日 12:09

今回は少し足を伸ばして和歌山県海南市にある
「中野BC株式会社」に行ってきました。

中野BC株式会社では「長久」、「紀伊国屋文左衛門」をはじめ
梅酒、サプリメントなどを製造しています。
「紅南高」という梅酒は2007年、天満天神梅酒大会で
グランプリに輝いきました。



海南駅に到着。
なんだかのんびりとした駅です。



そこから熊野街道沿いに歩く。近くには
熊野古道の入口で知られる藤白神社があり
山々が見えてくる。と、中野BC株式会社に到着。



想像以上に敷地が大きくびっくり。



門をくぐるとお酒の箱?が高々と積まれています。
では、早速工場見学スタート。



少人数でもガイドの方が丁寧に案内してくれるそうです。
工場見学のコースは
仕込み蔵→貯蔵庫→長久邸→資料館→試飲
と、なってます。



まずは仕込み蔵へ。
仕込み蔵に到着。ここでは酒母、麹、蒸米、仕込み水を投入し
発酵させます。発酵の期間は3~4週間。



酒屋などでよくみられる「杉玉」。
もともとは新酒の仕込みの時に吊り下げ、杉玉の色が変わって
いくことで熟成具合を知る事ができたといいます。



次は貯蔵庫へ。



貯蔵庫では大きいタンクがずらりと並んでいます。
遠くに見えているのは普通の大きさの扉なのでタンクが
どの位大きいかがわかります。
タンク1つには、なんと1しょう瓶100年分が
貯蔵されているのだとか。



その後、先程から気になっていた長久邸へ。
どうやら会長さんが住んでいる自宅らしいのだが
一部一般公開しているのだとか。



はいってみると大きさにびっくり。ここは廊下ですが
一面に池がどーんと。





この泉水庭という大きな庭は3000坪もありその3分の1が池。
すごーい。窓どこからも見えるのは庭。
池には白鳥がいてとても優雅に泳いでます。



そして120畳の大広間に案内される。
ここでは健康講座が行われています。



また、自分の血液で健康状態を測定する機械も
設置(有料です)。私もして頂きましたが健康でした!
よかったよかった。




長久邸前にある資料室へ。
ここでは、昔酒造りに使われていたものなどが
展示されています。



見学コースの終わりは試飲です!




清酒で有名な「長久 大吟醸」をはじめ
いろんなお酒がずらり。



一通り眺めたあと試飲してみました。なんだか気になるお酒がたくさん。



山椒梅酒。
和歌山は山椒の収穫量、出荷量が日本一なんだそうです。
おそるおそる飲んでみると意外と良い組み合わせ。
山椒の辛さが梅の甘さを引き立てています。
大人な梅酒ですね。



さらにもっと大人な梅酒でできた蒸留酒。
名を「霧の中の愛人」。すごいネーミングです。
蒸留酒なので甘みはありませんが梅酒の甘すっぱい
香りがします。



また、期間限定ででているシークワーサー梅酒。
飲みやすいのでどんどん飲んでしまいそうです。

他にも、濃厚でとろりとした味わいの百薬、
人気の緑茶梅酒。赤しその赤い梅酒。などなど。



しかし、残念ながら日本一になった梅酒「紅南高」
は完売らしくもうありませんでした。
特別に瓶だけ撮らせていただきました。

試飲のしすぎで若干酔い気味で工場見学終了。



最後にはマーケティング部の部長である中野幸治さんと
お会いする事もできたので写真を撮らせていただきました。

中野BC株式会社では近々、紀伊国屋文左衛門がリニューアルすると
いうことで今から楽しみです!!

中野BC株式会社(HP)

〒642-0034 和歌山県海南市藤白758-45 地図はこちら
073-482-1236


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